◎『本当の自分を生きる STAGE2』榎本英剛氏 講演対話会
~自分の人生を生きる力を育むシュタイナー教育との関連から~
- 日時: 2019年3月3日(日)13:30 ~ 17:30
- 会場: 青山学院大学 総合研究所ビル11階 第19会議室
- ゲスト: よく生きる研究所 代表榎本英剛氏
- 料金: 4千円(当日払い5千円) 懇親会(先着25名)4千円
- 主催: 社会の未来を考えるホリスティック教育研究所
- 事務局: 今井啓子・石井聡
シュタイナー研究家である今井重孝が、榎本英剛さんの著書『本当の自分を生きる』を読み、その内容がシュタイナーが説いた人間の歩むべき道そのものだと驚嘆したご縁から、キーメッセージ①~③(①内なる声 ②シンクロニシティ ③流れに乗る)を伝える感動的な場が2018年6月に生まれました。
今回も、第一回の場の流れを受けて、次に繋がるキーメッセージ④〜⑥(④全て意味がある⑤正しい問い⑥人生の目的)について、榎本さんのLIFE EPISODEとメッセージの解説を伺い、今井重孝による解説と参加者の皆さまとの対話を通じて、内容を深く味わい、これからの人と社会のあり方についての種火を育む会にしたいと意図しています。
「本当の自分を生きる」の書籍では、榎本さん自身のLife Episodeと、それらに連動した8つのキーメッセージが解説されています。
<キーメッセージ>
1.『理由なく自分の中から湧いてくる「内なる声」は天からの贈りもの』
2.『シンクロニシティはその人が進むべき道を指し示す道しるべ』
3.『流れに乗ると、思いがけない形で人生の扉が開かれる』
4.『人生で起こることには、すべて意味がある』
5.『正しい答えを求めるより、正しい問いを持つことが人生を豊かにする』
6.『人は誰しも、何らかの目的を持って生まれてくる』
7.『理由があるから行動するのではなく、行動するから理由がわかる』
8.『これまでやってきたことは、すべてこれからやることの準備である』
■榎本さんの行われてきた活動について
理由も目的も後付けで、会社の留学試験に何度落ちても、会社人生を一度リセットしてでも「行きたい」と思う内なる声に従って挑んだ留学先で出会ったコーチングの活動をきっかけに榎本さんの旅路は加速していきます。
天職創造セミナーから始まった榎本さんの日本での活動は、CTIジャパンという会社を立ち上げ、コーアクティブコーチング、リーダーシッププログラムをはじめ、多くの個人と組織をエンパワーメントする場を創出していくことに繋がっていきます。
その後、ピースボートで世界一周の旅をしたきっかけで、榎本さんは日本を代表するコーチ養成機関となったCTIジャパンの社長という立場を手放し、世界的なエコビレッジとして知られるスコットランドのフィンドホーンに家族で移住します。
数年そこで暮らしたのち、地球の持続可能性を市民の手で創っていこうという世界的な活動を担うセブンジェネレーションズと、トランジション・ジャパンという二つの非営利団体を日本で同時に立ち上げることに繋がります。
この両団体も順調にその活動の裾野が広がり、2018年9月には、両団体の10周年記念のシンポジウムが、榎本さんの住む藤野で行われました。
■本会のきっかけと会のコンテンツについて
今回のイベントは、その藤野でのシンポジウムで、前回参加者の皆さんより熱い次回要望を受けていたホリスティック研究所の今井啓子が、「あの会を」またやりましょうと榎本さんに話しかけたことがきっかけでした。
その後、現在大学院で教鞭を取りながら、中国や韓国で天職創造セミナーやそのトレーナー養成プログラムの実施など、世界を股にかけて新しい活動に挑まれ(求められ)続ける榎本さんの多忙なスケジュールの合間の時間を、半年後の2019年3月に頂くことが出来ました。
この場を活かすための議論を事務局で重ねたうえで、榎本さんと話し合った結果、本書の中核となる3つのメッセージの解説をする会を、榎本さん自身としても、初めての試みとして行ってみたいという話になりました。
過去この「本当の自分を生きる」の出版記念講演で行われた会の多くは、前回のホリスティック研究所主催の会と同様、時間の関係で最初の3つのキーメッセージの解説で終わる会が多かったそうです。
1.『理由なく自分の中から湧いてくる「内なる声」は天からの贈りもの』
2.『シンクロニシティはその人が進むべき道を指し示す道しるべ』
3.『流れに乗ると、思いがけない形で人生の扉が開かれる』
今回は、初参加の方向けに、最初の上記キーメッセージについても軽く触れた後に、続く3つのキーメッセージを、榎本さんのLife Episodeを交えて講演いただきます。
4.『人生で起こることには、すべて意味がある』
5.『正しい答えを求めるより、正しい問いを持つことが人生を豊かにする』
6.『人は誰しも、何らかの目的を持って生まれてくる』
前回より時間を延ばし4時間の場としており、榎本さんのお話を受けて、シュタイナー研究家の今井重孝から、ルドルフ・シュタイナーの説いた世界観と榎本さんの旅路とキーメッセージがどうリンクしているのかというお話と、前回の場でも盛り上がった参加者の方も交えた質疑応答等を通じた対話の時間を持ちます。
人と社会の可能性をエンパワーメントする場を創り続けてきた榎本さんが、今このキーメッセージを通じて伝えたい思いと、その思いを受けて展開される対話の場を通じて、参加者の皆さまの「本当の自分を生きる」人生の旅路の一助となることは勿論、その中で生まれてくる気づきと思いの総和が、これからの人と組織と社会のあり方に一石を投じる種火となるような場でありたいと考えています。
本会ご案内の転載転送シェア歓迎です。道を共に歩んでいる同志の方や、この人と一緒にこのテーマについて対話したいと思うお知り合いの方とご一緒に参集いただけましたら望外の喜びです。
■プロフィール
ゲスト: 榎本 英剛 氏
- よく生きる研究所 代表
- CTIジャパン(現ウェイクアップ)創設者
留学先で米国で立ち上がったCTIのプログラムへ参加したことをきっかけに、日本にコーチングを紹介し、現在日本有数のコーチ養成機関となったCTIジャパン(現ウェイクアップ)を立ち上げる。CTIジャパン退任後、英エコビレッジのフィンドホーンに移住し、持続可能な未来を市民の手で創る為の世界的な活動である「チェンジザ・ドリームシンポジウム」「トランジションタウン」を日本で立ち上げる。現在、トランジションタウン活動も行っている藤野に居を構え、大学院での教鞭を持ちながら、世界各国で、出版・講演・ワークショップ等を行っている。
「本当の仕事」「コーチング・バイブル」「トランジション・ハンドブック」「アクティブホープ」「部下を伸ばすコーチング」等著書訳書多数
ホスト: 今井 重孝 氏
- シュタイナー研究家 社会の未来を考えるホリスティック教育研究所 代表
- 青山学院大学名誉教授 川口短期大学こども学科教授
小学生の頃より「生きる意味」を追い求め、ルドルフ・シュタイナーの思想に辿り着く。大学においては、教育者として、シュタイナーの思想・世界観をどう学生達に伝えていくかということに試行錯誤してきた。社会の未来を考えるホリスティック教育研究所では、老若男女問わず、社会や教育や個人のあり方を探求する場をつくり、シュタイナーの目指した世界観の実現を目指し活動している。
「シュタイナー『自由の哲学』入門」「未来を拓く教育者たち」「社会問題としての教育問題 -自由と平等の矛盾を友愛で解く社会・教育論」「ホリスティックに生きる」「学校に森をつくろう!-子どもと地域と地球をつなぐホリスティック教育」「魂に満ちた教育」等著書共著訳書多数
事務局: 今井 啓子
- 社会の未来を考えるホリスティック教育研究所 (企画&秘書)
- トランジションタウンまちださがみ参加している
「人はなぜ生まれてきたのか」という問いを持って生きてきた。シュタイナー思想に出会い感動したので、友人たちと勉強会を始める。1999年NHKBS番組『エンデの遺言』を観て、地域通貨「花」を扱う「まちだ大福帳」を始めた。人と地域を通じた社会のあり方について、様々な試行錯誤を続けてきた。現在は、『社会の未来を考えるホリスティック教育研究所』や『トランジションタウンまちださがみ』のコアメンバーとして、各種イベントの企画や場づくりを通じて人と社会のあり方の探求を続けている。
事務局・ 石井 聡
- Authentic Dialog 主催
Asia Proactive Partners(元 共同代表)にて、ワールド・カフェの普及推進活動を通じて対話の場づくりの活動を行っていた。月間101冊多読書評ブロガーとして「思考力」のみの偏ったサードプレイス活動をしていた時期もあったが、U理論、古武術、肚瞑想等との出会いから更生し、心身のバランスが若干取れた生活を送れるようになる。現在、所属する会社の業務外のクラブ活動やAuthentic Dialogにて、心身両面からの学びの場づくりをライフワークとして行っている。
講演会の問い合わせと申し込み
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